コーヒーに含まれている成分として代表的なのはカフェインですが、これにはさまざまな効果が含まれており、メリットもあればデメリットもあります。
2000年台に入るまでは、コーヒーといえば体に悪いという印象を持った飲み物でしたが、近年では体に良いという考え方が広まっており、研究者による論文もポジティブなものが増えています。
コーヒーに含まれるカフェインの効果
カフェインの効果の中では、眠気を覚まし集中力を高める覚醒作用がもっとも注目されています。
朝起きてから体の調子を整えるために一杯飲む方は多く、朝食後や通勤途中に飲む方が多いのです。
徹夜で仕事をする場合や受験勉強時のお供としてもカフェインが便利であり、コーヒーではなく錠剤の状態で販売もされています。
また痛みを和らげる効果もあり、この鎮痛作用を目的として風邪薬や頭痛薬に含まれているケースもあります。
血行を良くして新陳代謝をアップさせることで、脂肪燃焼の効果にも期待できます。
胃液の分泌を促す作用があるので、特に食後の一杯にコーヒーを飲むのは最適な飲み方といえます。
便秘に効果的なのもカフェインの特徴であり、胃液分泌によって消化を促すだけでなく、腸の働きを良くする効果もあるのです。
定期的にコーヒーを飲むことで、便秘解消にも繋がるので、コーヒーは特に女性にとって嬉しい効果が期待できます。
また、仕事中に一息つく時にタバコやおやつを楽しむ方がいますが、カフェインにも同じようにリラックスできる効果がありますので、これを入れ替えれば、長い目でみると大変健康的だといえます。
年配の方にとってカフェインは物忘れなどの予防効果が期待できるともされており、思考能力などの維持にカフェインの効果が高いという研究結果があります。
しかしデメリットも存在しています。
血行をよくしてしまうことでトイレが近くなる、利尿作用があるのもカフェインの効果の一つです。
胃液分泌を促す効果も時にはデメリットとなるものであり、特に空腹時にコーヒーを飲んだ場合は胃へのダメージへと繋がります。
また、カフェインには中毒症状が存在しており、飲み過ぎることで胃痛や吐き気、心拍数増加などの症状が現れます。
カフェインには致死量も示されており、海外ではカフェインが含まれるドリンクなどの飲み過ぎによる死亡例が報告されています。
しかし、一般的にコーヒーに含まれるカフェインの量はほとんど無害といえるものであり、常識的な範囲では全く問題ないのが通常です。
コーヒー便利な飲み物なので適切に利用していきましょう。
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