喫茶店・カフェ開業の方法


自分が開いた喫茶店に、たくさんの人が訪れてくれる…想像しただけで夢が広がりますね。誰もが一度は憧れるカフェ開業の方法を、まとめて解説していきます。

誰もが一度は憧れるカフェ経営!

紅茶のティーポット

「いつかは素敵なインテリアに囲まれながらお洒落なカフェを開きたい!」「落ち着いたカフェの渋いマスターになりたい……」なんてことを誰もが一度は考えたことがあることでしょう。めまぐるしいスピードで動いている現代社会、そんな喧噪を忘れられる、落ち着いたカフェに憧れを抱くのは、むしろ当然なのかもしれませんね。この憧れのカフェ経営ですが、内心「憧れるけど、自分には無理だろう……」と始める前から諦めてしまっている人も多いのではないでしょうか

確かに、ビジネスなので経営するとなるとそれなりのリスクを覚悟しなければなりませんし、しっかりと経営計画をしていなければ、店を長く続けていくことはできないでしょう。お客さんからお金をもらっているのですから、サービス、商品なども相応のものを提供しなければなりません。カフェを経営するのにはこのように非常に多くのことを学ぶ必要があります。

しかし、何も調べる前から諦めてしまうのは、あまりにもったいないような気がしませんか。憧れのカフェ経営の実態を知ってから判断しても、決して遅くはないはずです。ということで、今回は誰もが憧れる個人のカフェ経営について、その実態を探っていこうと思います。

 

カフェ経営体験談

まずは実際にゼロからカフェ経営した体験談をご紹介します。

小さい頃からカフェ経営を夢見ていたGさんですが、普通に大学をでて金融業界に就職しました。仕事にもやりがいを感じ充実した数年間だったそうです。そして就職してから数年で結婚し、出産してからは仕事をやめ、二児の母として専業主婦をしてきました。

子育てに追われて慌ただしい日々をおくり、なんとか子供たちを育て上げました。この時期には、まさか自分がカフェを経営することになるなんて、全く考えていなかったそうです。子供たちが独立し、自分の時間ができるようになると、Gさんは時間をつぶすのに困るようになったそうです。最初の頃は時間つぶしに美術館へいったり、映画を見に行ったりしていたそうですが、何か今ひとつ物足りなさを感じていました。

そんな生活をしばらく続けていたある日、借りて来たドラマで喫茶店のシーンを見ていたときに、Gさんは小さい頃からの自身の夢を思い出したそうです。「そうだ、私がやりたかったのはこれだった!」と、Gさんはすぐに家族に相談し、開業に向けて動き出しました。製菓専門学校の通信過程に入学し、同時に経営の勉強を始めました。空いた時間でいろいろなカフェを巡り、自分の夢の形をはっきりとさせていったそうです。しかし、理想だけでなく資金面などの現実にも、きちんと向き合わなければいけません。自身で用意できる資金は800万円、借金はしたくないということでできるだけ安い物件を探すことになりました。開業に向けて動き出して3年、やっとGさんの要求に応えることのできる物件に巡り会うことができました。

居抜きで内装を大きくいじる必要のないもので、Gさんにとって文句のない物件でした。この間に開業に必要な知識は学び終えていたので、内外装をGさん好みに整えると、いよいよ開業することができました。開業前にきちんと広報活動をしていたGさんの店には開業すぐにかなりのお客さんが足を運び、逆になれない中で大変だったといいます。

少しすると雑誌にも取り上げられ、開業から一年で6人のスタッフを抱えて、常連のお客さんもつくようになりました。はじめはなれないことばかりで苦労したとGさんはいいますが、それ以上に小さい頃からの夢であったカフェを経営できていることに、毎日喜びと感謝を感じているといいます。

 

開業するには何が必要?

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カフェ経営で夢を叶えた事例を紹介しました。では次に、具体的にカフェを開業するにはどのようなものが必要なのか、ご紹介していきます。

まずは、カフェのコンセプトを決めましょう。自分のカフェなのですから自分らしさを全面に押し出して、個性的なカフェにするといいですね。しかし、あまり奇抜すぎても、落ち着ける空間をぶちこわしてしまっては、もともこもありません。ですので、自分の趣味とお客のニーズの両方を考えたコンセプトにしましょう。また、資金調達のルートもしっかりと計画しなければなりません。公的金融機関や市民バンクを利用することが多いようです。

次に物件についてですが、ここはしっかり時間をかけて、値段的にも納得のいく物件を探すようにしましょう。安い家賃で来客が望めるような穴場を探したいですね。内装などは趣味によって様々ですが、もしも凝ったものにしたいなら自分で作るのもありですね。設備機器については、飲食店専門のリサイクルショップがあるので、ここで調達するといいでしょう。高価な設備はリースで購入した方がリスクを低く抑えることができます。材料の仕入れルートに関しては、以前からのコネで知りあった業者にお願いすることが多いようです。見本市で探す方法もあります。開業前の広告活動も大切ですね。ネットや雑誌をうまく利用しましょう。カフェ経営に必要な条件としては、食品衛生責任者講習会に参加すれば、他に資格等は必要ありません。

憧れのカフェ経営の実態、いかがだったでしょうか。カフェ経営を理解して、夢を叶えてみてはいかがでしょうか。 hosting information


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