朝にコーヒーを飲むことでダイエット効果が期待できると言われている「コーヒーダイエット」ですが、その効果は本当にあるのでしょうか?
朝のコーヒーのダイエット効果
コーヒーを飲むメリットといえば、眠気覚ましの効果です。
カフェインが程よく含まれているので仕事中などに飲むには最適であり、集中力を高めるので作業効率を上げる効果が期待できます。
脳の疲れを軽くするので、深夜まで続く受験生などに愛飲されています。
また、食後に飲むコーヒーは胃酸の分泌を促すことで、消化を助ける働きがあります。
コーヒーに含まれているクロロゲン酸には、私たちの体には有害とされている活性酸素を除去してくれる働きもあり、ガンや動脈硬化予防の効果が期待できます。
ダイエット効果があるとされている成分はクロロゲン酸とカフェインであり、この2つの成分を効率よく吸収するにはいくつかのポイントがあります。
カフェインには脂肪燃焼と血行促進の効果があり、ダイエットだけでなく冷え性にも効果的です。
カフェインにより代謝をあげた状態で、運動をすればより高いダイエット効果が期待できます。
クロロゲン酸は熱に弱い性質をもつため、熱湯でコーヒーを淹れると失われてしまいますので、80℃前後のお湯で淹れましょう。
コーヒーといえば砂糖を加えて飲む方もいますが、ダイエットを目的とした場合は余分な糖分の摂取を抑えるため、お砂糖の量には注意しましょう。
無糖が苦手でも微糖にしておくべきで、量が多すぎると本末転倒です。
また、朝に飲むといっても起きがけに飲むことはNGです。
コーヒーは体に良い働きが期待できますが、そのまま飲んだ場合は胃へのダメージが少なくありません。
朝食を食べた後や、ミルクを入れたコーヒーを飲むようにしましょう。
缶入りコーヒーやインスタントコーヒーでもダイエット効果はありますが、選び方があります。
ダイエット目的でコーヒーを選ぶ場合は、浅煎りのコーヒー豆をドリップするのが最適とされています。
深入りだとクロロゲン酸への影響が心配であり、インスタントコーヒーは製造の過程で加熱されているため、成分がいくらか失われています。
缶コーヒーの場合はカロリーが高いため注意が必要であり、せめてノンカロリーと掲載されている商品を選びましょう。
また、コーヒーの付け合せに甘めのクッキーやパンを食べてしまうと、やはりダイエット効果があるとはいえません。
カフェインには食欲を抑える効果もあるので、コーヒーを適度に使いこなして役立ててみましょう。
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